その先の、向こう側で。

全ての音楽家が基礎として学ぶピアノ。そのピアノを学ぶのはヴィルトーソ演奏家として華やかにステージで活躍することを目指すのはもちろんですが、音楽そのものの本質を理解し、自身の感性を磨き上げることにほかなりません。ピアノ 1 台と 1 人 で様々なことを表現することができるピアノ独自の特性を活かすために、本校ではレッスンやアンサンブル授業、日々の練習や 学校生活を通して、多様性と洞察力を磨きます。 

専攻別の学び

ピアノ
ピアノを学ぶ生徒に、演奏技術や音楽性を身につけてもらうことを目的としています。オーディションに合格すると、ピアノ演奏家コースに転専攻することもできます。 

ピアノ演奏家コース
ピアノをより深く追求し、研究する能力のある生徒のために設けられています。担当教員により各自に見合った課題が選ばれ、 バロックから現代曲まで学ぶことができるように考慮されています。 

ピアノ演奏家コース特別特待奨学生
ピアノ演奏家コースの中でも、特に才能があり、卓越した音楽性、技術を有する生徒を対象にしています。 

ピアノ・創作コース
ピアノ正科の生徒と同様にピアノのレッスンを受けながら、作曲の教師陣のもとで専門的に作曲を学ぶことができます。体系的に音楽理論を学ぶことで本格的に楽譜を書く能力が養われます。 

ピアノの生徒のための授業

ピアノアンサンブル
連弾や 2 台ピアノを通して、2 人で音楽表現を創り上げることについて学びます。

アナリーゼ
楽曲分析を通じて作品を客観的に理解し、演奏に生かすことを学びます。

伴奏法
歌と器楽の伴奏を通してアンサンブルの耳を養い、伴奏の役割を学びます。 

生徒の声

ピアノ2年:邱 奕濃
ピアノ2年:邱 奕濃

私の専攻はピアノです。コロナの関係で、私は中国の遼寧省瀋陽市からオンラインでレッスンを受けて、ピアノのたくさんの魅力を感じました。Google meetや動画を通して先生の丁寧なご指導を受けて、レッスンはとても効率的です。選択科目や必修科目もとても充実しています。オンラインなので、私はピアノアンサンブルを自分一人で弾きましたが、曲を全体的に理解することができます。アナリーゼでは、幅広く重要な知識をたくさん学ぶことができて、実際の演奏に応用できます。私が学校に登校したら、きっとピアノのもっと多くの魅力を感じると思います!