休日に癒しのクラシックを
もうすぐゴールデンウィークですね。皆さまは、どのように過ごされますか?私たちは忙しい毎日を送る皆さまに、この連休で日々の疲れを癒して欲しいなと思っています。そこで、今回の特集では「休日に聴きたい癒しのクラシック」と題し、本校生徒に休日のシチュエーションごとに癒される、おすすめのクラシック音楽を聞きました。聴いていると癒される理由やおすすめポイントもご紹介します。
ベルガマスク組曲 プレリュード/C. ドビュッシー
爽やかな気持ちになりたい時に
爽やかでまるで木々の隙間から光があたるような響きは、普段の疲れを癒してくれることと思います。
愛の夢 第3番/F. リスト
少しずつ落ち着く、リラックスタイムに
友人のショパンが急死したことを想い、自身が得意とする超絶技巧的な曲調ではなく、友人ショパンの作風で残した作品です。すごくしっとりとしていてショパン作曲のノクターンや別れの曲に作風が似ています。
主よ、人の望みの喜びよ/J.S.バッハ
快適な朝に
原曲はオルガンで演奏されますが、ピアノソロで演奏されているものも素敵です。毎朝のアラームに設定したくなるような、優雅でのどかな三拍子の動きがゆったりと寝ている身体を包んで快適な朝を迎えさせてくれます。強弱や音の流れがハッキリと感じられ聞いていてとても満たされます。
序奏とアレグロ/M.ラヴェル
インスピレーションを得たい時に
ラヴェルの洗練された楽器法、美しいメロディーや構成など楽曲全体がお洒落で、聴いているだけでどこか素晴らしい世界に連れて行ってくれるような感覚になります。また、ハープと木管•弦楽器の調和が、体験したことのない感動を与えてくれます。
水の戯れ/M.ラヴェル
気持ちをリセットしたい時に
同じ形が流れるように反復するのが心地良く、綺麗な音階とピアノの優しくて爽やかな音色が素敵です。
亜麻色の髪の乙女/C.ドビュッシー
もっと深い瞑想をしたい時に
ドビュッシーの曲は全体的に美しく幻想的な旋律が印象的ですが、この曲はそれが特に表れていると思います。また、ドビュッシーはジャポニズムを取り入れた音楽家ということもあり、どこか和風な響きがあるのも落ち着きます。
24の前奏曲より「雨だれ」/F.ショパン
窓の外に気持ちを向けて
雨のいいところが詰まっているようです。雨の休日に家で聴くと、さらに魅力的な雰囲気です。
ピアノ協奏曲 第2番より第2楽章/S.ラフマニノフ
心の整理に
2楽章最後のヴァイオリンのメロディーと、それに重なるピアノの音が頭も心も綺麗にしてくれます。
献呈/シューマン=リスト
穏やかな空間の演出に
テンポ感、音の流れが心地良い。心が穏やかになります。
音楽に溢れた休日を
本校の生徒がおすすめするクラシック音楽はいかがでしたか?日々の疲れを癒す音楽に囲まれる、素敵な休日をお過ごしください。